資料詳細

石造燈籠 徳治二年了未十一月ノ銘アリ

項目 内容
文化財名 石造燈籠 徳治二年了未十一月ノ銘アリ
附名 せきぞうとうろう
指定区分
指定種別(詳細種別) 重要文化財/工芸品
指定・登録日 1916/08/17
市町 名張市
所在地 名張市赤目町長坂
所有者 延寿院
員数 1基
構造
年代 鎌倉時代(徳治2年、1307)
サイト
概要  六角形燈籠で、いわゆる「春日燈籠」と呼ばれる形式である。基礎三重の内、後世の補作と認められる最下の一重を除いた高さは2.45m。宝珠は中央にくびれがあり、屋根は六角蕨手である。火袋及び中台は六角で、火袋の一部には竪連子形の欄間を刻み、その下部と中台の周囲は、一面を更に二個区画した格狭間がある。中台の下面には輪郭のある素弁の蓮弁を彫り出している。竿は円筒形で三節あり、台座もまた六角で反花を刻んでいる。
 竿に「徳治二年<丁未>十一月」の銘がある。鎌倉時代に遡る在銘燈籠として三重県内では唯一のものである。
 なお、当資料がある延寿院は、保安3(1122)年創建とされる黄竜山青赤竜寺を前身とし、中世には非常に大きな勢力を持つ修験の寺院であった。