資料詳細

金銅五鈷鈴

項目 内容
文化財名 金銅五鈷鈴
附名 こんどうごこれい
指定区分
指定種別(詳細種別) 重要文化財/工芸品
指定・登録日 1939/05/27
市町 桑名市
所在地 桑名市多度町多度
所有者 多度大社
員数 1口
構造
年代 平安時代後期
サイト
概要  金銅製で鍍金。総高16.4cm、鈴部の口径7cm。全体に簡素な作りで、鈴の部分は肩部、下半部、口唇部に沈線を巡らせる。笠部は低く、柄から続く蓮華座で飾られる。把部は蓮弁を巡らす八角形で、把部中央の丸子は花房状をなし、柄頭は嘴状の五鈷形である。
 五鈷鈴は、金剛杵と並ぶ代表的な密教法具で、修行の際にこれを振り鳴らし仏心を歓喜、驚覚させるのに用いられた。
 当資料は昭和4年、多度大社の東隣で道路拡張の際に出土したものである。当地には天平宝字7(763)年に神宮寺が開かれたと伝えられ、神宮寺の子院に伝わったものと思われる。
 平安時代後期頃の優品であるとともに、旧神宮寺と密教との関係を窺わせる資料である。