資料詳細

古伊賀水指 銘 「鬼の首」 

項目 内容
文化財名 古伊賀水指 銘 「鬼の首」 /漆蓋 外箱蓋あて紙 外箱 内箱
附名 こいがみずさし めい 「おにのくび」 /うるしぶた そとばこふたあてがみ そとばこ うちばこ
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/工芸品
指定・登録日 2012/03/09
市町 津市
所在地 津市垂水3032番地18
所有者 公益財団法人石水博物館
員数 1口
構造
年代 桃山時代
サイト
概要  高さ21㎝、口径10.5㎝、底径22㎝。陶器。器形は肩衝形で頸部が直立し、胴部は中央がややくびれ下部が張る。肩部には耳状の突起が2ヵ所に付加されている。16世紀末から17世紀初頭の伊賀・信楽で生産された「煎餅壺」の形態を土台としていると考えられる。口縁部は一部を欠損しているが、これは水指として用いるために意図的に打ち欠いたと判断できる。いわゆる「古伊賀」に相当し、16世紀後葉頃の伊賀窯の製品である。
 古伊賀の代表的な伝世品としては、桃山時代に比定される花入や水指などの「茶陶」が多く知られているが、この水指は伝世品のなかでも堂々たる姿をみせる存在感のある秀作である。
 さらにこの水指は、近現代を代表する作陶家・川喜田半泥子の旧蔵(昭和17年購入)であり、日本の近代茶陶の造形性を考えるうえでもきわめて重要な歴史的意味を有している。