資料詳細

絹本著色大威徳明王像

項目 内容
文化財名 絹本著色大威徳明王像
附名 けんぽんちゃくしょく だいいとくみょうおうぞう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/絵画
指定・登録日 1958/06/09
市町 伊賀市
所在地 伊賀市滝
所有者 滝仙寺
員数 一幅
構造
年代 鎌倉時代
サイト
概要  縦117㎝、横63.1㎝、掛幅装。転法輪を先導として波上を疾駆する水牛に乗り、大火炎光を負うた六面、六臂、六足の大威徳明王は、4人の侍者を引き連れ、怨敵調伏に向かおうとする図である。やや太い宋画風の力強い描線を駆使し、色彩は今薫染著しいが、緑青、紺青、金を随所に使用している。力強い描線で、その勇猛の状を如実に示す所は、鎌倉仏画の特色を良く表している。
 天正年間(1573-92)に兵火に遭い、建物、仏像等悉く焼亡したが、当村滝城主の弟宥海が、本尊阿弥陀如来とともに大威徳明王像を滝村に移し、阿弥陀院滝仙寺を建立したと伝える。なお、滝仙寺には南北朝時代の石造九重塔(県指定有形文化財)をはじめとした石造物が多数あり、寺伝が正しいとすれば前身寺院の存在が想定できる。