資料詳細

熊野参詣道 七里御浜 【御浜町地区】

項目 内容
文化財名 熊野参詣道 七里御浜 【御浜町地区】
附名 くまのさんけいみち しちりみはま
指定区分
指定種別(詳細種別) 史跡
指定・登録日 2002/12/19
市町 御浜町
所在地 南牟婁郡御浜町阿田和ほか
所有者 国土交通省
員数
構造
年代 江戸時代
サイト
概要  七里御浜は、熊野川上流の火成岩や堆積岩が下流に運ばれて円礫となり、海流により打ち上げられて形成された砂礫海岸で、熊野川河口から遠く離れるほど粒度が細かくなっている。
 また、『西国三十三所名所図絵』によれば、七里御浜は旅中第一の景勝地とされ、国の天然記念物及び名勝に指定された「熊野の鬼ヶ城附獅子巌」などの奇岩をはじめ、那智黒あるいは那智石と呼ばれる頁岩の小石から成る浜辺の名所が参詣者にもてはやされた。
七里御浜を経て熊野速玉大社へと向かう「七里御浜道」は、元和5(1619)年に新宮水野家初代城主重仲が遠州浜松から黒松の苗木を取り寄せて植林したとされ、防風林沿いの街道として整備された。『西国三十三所名所図絵』の挿絵等からは、防風林が整備される以前のように浜を歩いて新宮へ向かう旅人も少なくなかったと考えられ、海浜の道としての性質を持っていた。七里御浜の南端に位置する加持鼻王子跡は、梶ヶ鼻大岩と背後の樹叢地から成っている。熊野市井戸町から南牟婁郡紀宝町鵜殿に至る総延長約18㎞の区間が史跡に指定されている。