資料詳細

熊野参詣道 熊野川 【紀宝町地区】

項目 内容
文化財名 熊野参詣道 熊野川 【紀宝町地区】
附名 くまのさんけいみち くまのがわ
指定区分
指定種別(詳細種別) 史跡
指定・登録日 2002/12/19
市町 紀宝町
所在地 南牟婁郡紀宝町鮒田ほか
所有者 国土交通省
員数
構造
年代 平安時代~江戸時代
サイト
概要 熊野川は、紀伊山地の北部、山上ヶ岳と大普賢岳の間に水源を発し、大小の支流を集めて十津川渓谷を南流し、大台ヶ原を水源とする左支川、北山川と合流した後に熊野灘に注ぐ清澄な流水とともに、両岸が奇岩や樹木に彩られた景勝地である。三重県内では、熊野市紀和町小舟地内から南牟婁郡紀宝町鮒田地内までの総延長約21㎞の区間で、川の中央部に当たる幅10mの帯状の区域が史跡に指定される。熊野川は、熊野本宮大社から熊野速玉大社に至る川の参詣道として位置付けられ、両宮を結ぶ船が往復していた。京からの参詣者の大半は、中辺路経由で本宮大社に参拝した後、船で熊野川へ下ったとされている。『一遍上人絵伝』には、小舟に船指2人と熊野参詣者6人を乗せ、川を下る様子が描かれる。また、『中右記』によれば、天仁2(1109)年、藤原宗忠が熊野参詣を行った折、本宮から新宮まで4・5人乗りの借舟7艘で4時間にわたり競漕したとしており、宗忠一行は帰路も熊野川を遡上している。