資料詳細

近世初期上方子供絵本

項目 内容
文化財名 近世初期上方子供絵本/実用書2冊 瓦版1枚 紙袋2点 反古紙一括189枚 絵巻写1巻
附名 きんせいしょきかみがたこどもえほん
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/典籍
指定・登録日 1991/03/26
市町 松阪市
所在地 松阪市射和町
所有者 松阪市射和町自治会
員数 10冊
構造
年代
サイト
概要  射和の商人、帯屋次郎吉が夭折した子供長久郎の菩提を弔うため日頃親しんだ絵本や筆跡を、大日堂に安置された地蔵菩薩の胎内に納めていたものである。これらは、昭和10年に行われた地蔵菩薩修理の際に発見された。
 天狗そろへ、どうけゑつくし、悪僧づくし、せん三つはなし、軍舞、いも上るりびじんたゝき、牛若千人切はし弁慶、源よしつね高名そろへ、弁慶誕生記、おぐり判官てるて物語の10冊で、児童文学史上でも貴重な資料で、他に類を見ない。
 丹表紙の「軍舞」は、手擦の甚だしいものであるが、疱瘡の子供に母親が繰り返し読まれたものかと推察され、庶民生活の一端を物語っている。これらの多くは呉服、小間物商の伊勢商人が京より伊勢に伝えたものであろう。
 また、この地蔵菩薩は国の重要文化財に指定されている。