資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化財名 | 絹本著色両界曼荼羅図 |
| 附名 | けんぽんちゃくしょくりょうかいまんだらず |
| 指定区分 | 県 |
| 指定種別(詳細種別) | 有形文化財/絵画 |
| 指定・登録日 | 2010/03/11 |
| 市町 | 松阪市 |
| 所在地 | 松阪市中町 |
| 所有者 | 岡寺山継松寺 |
| 員数 | 2幅 |
| 構造 | |
| 年代 | 室町時代(前期) |
| サイト | |
| 概要 | 2幅ともに縦93㎝、横78㎝、掛幅装。仏教の世界観を表現した仏画のことを「曼荼羅図」といい、密教経典をもとに描いた、「金剛界曼荼羅図(こんごうかいまんだらず)」と「胎蔵界曼荼羅図(たいぞうかいまんだらず)」の2つを合わせて「両界曼荼羅図」という。本図は、絹製の布に着色した絵が描かれているものであることから、「絹本著色両界曼荼羅図」と呼ばれる。 本図は、仏画の配色原理に沿った典型的な絵仏師の作である点、顔料の質は比較的良好である点、金箔の発色も良くその純度が高い点等から、15世紀半ば頃に制作されたと思われる。 金剛界曼荼羅図の方が技術的に高度であり、指導的な絵師の手がけたものと思われる。また、金剛界曼荼羅図は金具類に全て金箔をおいているが、胎蔵界曼荼羅図は首飾りや金具類を茶色系の彩色として金箔はほとんどおかず、金剛界曼荼羅図との技法的な異なりが見られる。 室町時代(15世紀)に遡る仏画の古作は、京都・奈良地域を除けばその数は限られている。本図は、三重県における密教文化の成熟を考える上で、貴重なものである。 |