資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化財名 | 絹本著色地蔵十王図 |
| 附名 | けんぽんちゃくしょくじぞうじゅうおうず |
| 指定区分 | 県 |
| 指定種別(詳細種別) | 有形文化財/絵画 |
| 指定・登録日 | 2008/03/19 |
| 市町 | 伊賀市 |
| 所在地 | 伊賀市長田 |
| 所有者 | 西蓮寺 |
| 員数 | 11幅 |
| 構造 | 絹本著色 掛幅装 ①一七泰廣大王 ②二七初江大王 ③三七宋帝大王 ④四七五官大王 ⑤五七閻羅大王 ⑥六七變成大王 ⑦七七泰山大王 ⑧百日平等大王 ⑨周年都市大王 ⑩三年五道轉輪王 ⑪地蔵菩薩図 |
| 年代 | 中国・南宋末期~元(13世紀) |
| サイト | |
| 概要 | 中国南宋から元時代にかけて寧波(にんぽう)地方で活躍したと思われる陸信忠((りくしんちゅう)に関わる品。わが国の鎌倉・室町時代に多数請来された仏画のうち、死者の亡魂を裁き、その転出先を定める十王と地蔵を併せた「地蔵十王図」もまた輸入され、日本仏画に多大の影響を与えた。その将来作品をもとに日本製の「十王図」も制作されたが、本図は中国制作の「地蔵十王図」として注目される。 本図の「五七閻羅大王」幅には「陸信忠筆」の署名があるものの、作者名というよりは一種の工房名として機能していたものと見てよい。制作時期は、他の陸信忠様仏画と同様に南宋末から元初にかけてと思われ、おそらく13世紀末の制作であろう。 本図は、中国仏画のひとつの典型を示し、わが国仏画にも多大の影響を与えた陸信忠様式「地蔵十王図」で、十王図十幅と地蔵図一幅を揃えた完揃いとしてはなはだ貴重であり、当代中国仏画の水準を理解するのにも恰好の遺品といえる。 |