斎宮歴史博物館情報データベース

第88次発掘情報 

調査年 1990年
調査地 鍛冶山
調査面積 1,250平方メートル
調査概要 奈良中期の土坑を多数検出したほか、奈良前期の並走する古道側溝SD2404・6252、奈良後期の大型柱掘形をもつ総柱建物2棟(1つは布掘による掘形)、平安末期~平安初期の掘立柱建物・塀・土坑などを確認した。特に古代伊勢道(奈良古道)が史跡東部にまで及んでいることを確認したことや、内院を区画する掘立柱塀の東限を確認できた意義は大きい。出土遺物では、奈良中期~末期の一括資料が得られ、SK6210出土土器は、奈良後期の基準資料となった。
調査概報
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