斎宮歴史博物館情報データベース

第152次発掘情報 

調査年 2007年
調査地 柳原
調査面積 2,625平方メートル
調査概要 柳原区画中央から南部。奈良後期~平安末期に至る70棟あまりの掘立柱建物のほか、各期の土坑・溝・井戸などを確認。特に区画の中央部で確認した四面庇付建物は、4回建替えられて約200年間存続した特異な建物で、当区画の性格を考える上で重要な発見となった。また、区画を4等分あるいは2分する溝も確認されており、建物の変遷とともに、区画の占地状況も明らかとなった。特殊遺物に白磁椀、墨書土器、ヘラ描き土器、製塩土器、などがある。
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