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斎宮跡から日本最古の「いろは歌」ひらがな墨書土器が出土しました!

 平成22年度に行われた斎宮跡第171次調査において、ひらがなで書かれた「いろは歌」としては日本最古となる墨書土器が出土していたことが判明しました。
 土器は、土師器(はじき)の皿で、平安時代後期にあたる11世紀末から12世紀前半頃のものです。皿の内側に「ぬるをわか」、外側に「つねなら」と墨で書かれており、ひらがなで書かれた「いろは歌」としては、日本最古のものとなります。繊細な筆跡であり、斎王が居住した内院と考えられる一画から出土したことから、斎王に仕える女官が、文字を覚えるために書いたものと考えられます。現地で採用された女官が、都から来た高い教養を持った女性から文字を教わっていたのでしょうか。
 今回の発見は、「いろは歌」やひらがなの普及を考える上で貴重な資料といえます。また、斎宮に都の王朝文化がいち早く伝わり、広がっていった様子がうかがえる斎宮らしい資料と言えます。
 今回出土した墨書土器は平成24年1月21日(土曜日)から3月11日(日曜日)まで、斎宮歴史博物館で展示します。(※入館料が必要です。)ぜひ多くの方々にご覧いただき、古代ロマンに触れていただければと思います。

いろは歌ひらがな墨書土器内側

 土師器皿・内側

「ぬるをわか」と書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

いろは歌ひらがな墨書土器外側

 土師器皿・外側

「つねなら」と書かれています。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

第171次調査区

斎宮跡第171次調査(東から)

中央の大きな溝の左上層から出土しました。平安時代後期の溝です。

 

 

 

 

  

 

発掘風景

調査風景

わずか37uの小さな調査区ですが、大量の土器が出土しました。

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