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大湊町立造船徒弟学校(度会郡大湊町)


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 大湊町(現伊勢市)には多くの造船所があり、造船工の確保と資質の向上が町の課題であった。そのため、町長や尋常小学校長らが発起人となり、明治29年(1896)大湊工業補習学校を創設し、7月大湊尋常小学校を仮校舎として授業を開始した。生徒定員150名で、入学資格は尋常小学校卒、修業年限は3年で、造船関係の工業補習として数学・理工に重点を置き、実習は各工場に委託した。31年3月小学校内に専用教室が完成し、32年4月には大湊造船徒弟学校と改称し、入学資格も「造船ニ関スル職工トナルベキ志望確実ナル者」と明示し、職工養成機関としての性格を一層強めた。生徒は、大湊在住者が半数を占め、卒業後も大半地元造船業・鉄工業に引き続き従事し、評判も良かったという(『三重県教育史』第1巻)。

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