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大湊港造船所(度会郡大湊町)※


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 度会郡大湊町(現伊勢市)は宮川河口の港であり、古くから海上交通の拠点として知られ、各地からの物資輸送のほか、参宮客などでにぎわった。また、古来から有名な造船地で、『三重県案内』には「今尚ほ数箇所の造船所あり、汽船帆船を製造し、諸府県の需に応じて造りたる漁船小蒸気船の数も亦少なからす」とある。大湊造船所のほか、市川造船所・松崎造船所・吉川造船所・内田造船所の名があがっており、造船に携わる多く職工を必要とした。そのため、大湊町では、明治29年(1896)大湊工業補習学校(同補習学校は32年に造船徒弟学校と変更)を設立し、その養成を図った(写真63参照)。なお、大湊造船所は34年6月に株式会社として創業されたもので、約70名の職工がいた(『明治34年三重県統計書』)。

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