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四郷村の耕地整理(度会郡四郷村楠部)※


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 明治32年(1899)3月の耕地整理法公布に伴い、34年以降三重県でも耕地整理が実施された。最初の実施地区は阿山郡上野町(現上野市)で、39年までは県下で1地区ずつの認可であった。写真の度会郡四郷村楠部(現伊勢市)の耕地整理は、38年12月23日に着工、翌39年4月9日完工、整理後の総反別が120町歩余りで、34〜39年実施地区の中では格段に広い面積を誇った(『三重県耕地整理一覧』)。しかし、これらの耕地も、現在は伊勢自動車道伊勢インターチェンジや大型量販店などで様相を大きく変えている。

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