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三重県・度会県布達類


 「布達」とは、国や県などが広く一般に触れ達することをいいます。現在は「県公報」が発行され、県行政の基本となる条例・訓令・告示などが登載されて一般に知らされています。「県公報」の発行は明治20年(1887)4月以降で、それ以前は「布達」と言われました。内容や布達先などによって、初期の三重県では天・地・人、度会県では甲・乙・丙に区分されていました。合併後は天甲・天乙、地甲・地乙、そして甲・乙・丙・報告の区分があり、明治19年の公文例の制定では県令・訓令・告示・報告となります。本来、安濃津県(三重県)・度会県設置時から年・区分ごとに綴られて保存されているはずです。しかし、欠落部分が少なからずあり、明治前期の三重県を知るため、それらの補充も課題となっています。

三重県・度会県布達類
三重県・度会県布達類

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