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伊勢街道・歳時記

鬼押え豆まき(津市)

大門の観音寺で節分会に行われる修正会の行事。鬼2人が鶴子(鉄槌)と斧を持ち、付添を前後に従え、毘沙門と称する者が前駆となって登場します。一方、白刃を持った若者は鬼を討とうと付添の者と打ち合い、堂の周囲を3周して鬼を追います。これは、同寺の本尊が漁夫の網にかかって海から引き上げられた時、悪鬼が像を奪おうとしたのを追い払った故事にちなむといわれています。

唐人踊り(津市)

10月 9日〜11日に行われる 360余年の伝統を誇る津市あげての盛大な津まつりは、八幡神社の祭礼がもとになっています。その中心行事「唐人おどり」は、ユーモラスな唐人の面をかぶりきらびやかな衣装をつけた人々が、ラッパ・笛・太鼓などによる古典的な囃をならしながら珍奇な踊りを繰り広げる賑やかな踊り。県の無形文化財にも指定されているその行列を見ようと、当日は多くの観光客で賑わいます。 唐人踊り(津市)

氏郷まつり(松阪市)

松阪市の開祖である蒲生氏郷(がもううじさと)公の遺徳をしのび併せて市の発展を図るための年中行事として盛大に催されます。この日は市長が氏郷公に扮し、よろい・かぶとをつけて馬に乗り、武者行列の中心となって町中をパレードします。その他鼓笛隊、仮装パレード、松阪公園での民謡グループの踊りなど多彩な行事が行われます。 氏郷まつり(松阪市)

愛宕市(松阪市)

真言宗大賢寺派に属する愛宕山(あたごやま)竜泉寺の本尊は、商売繁盛、火防息災等の「愛宕大権現」で京都の愛宕山と並立する全国的にも有名なお寺で、その昔は蒲生氏の祈願所でもありました。毎年 1月24日には、火災除けをはじめ各種祈願祭を執行するため、商人や一家安全を願う人々が門前に家庭用品や農機具を並べ、市を開きます。

斎王(さいおう)まつり(明和町)

地元の斎宮婦人会が中心となって始められた『斎王まつり』は、斎王にゆかりのある花菖蒲の咲き乱れる 6月上旬の日曜日に行われます。中でも古代に行われたとされる斎王群行の行列は艶やか。十二単に身を包み輿に乗った斎王を先頭に総勢 200人がしずしずと歩くその姿は、平安絵巻を見ているような美しさです。 斎王(さいおう)まつり(明和町)

伊勢おおまつり(伊勢市)

毎年10月中旬に行われる明治28年に始まった古い歴史を持つ市民祭で、市内のメインストリート(銀座新道商店街沿いの県道鳥羽松阪線)を「お祭り広場」とし、伊勢音頭パレード、大祭パレード、鼓笛隊パレードなど80を越える団体が参加します。また、同時期に全国七ブロックから選抜された民謡踊りと地元伊勢音頭が一堂に会する「伊勢神宮奉納全日本民謡踊大会」が行われ、秋の風物詩として賑わいを見せます。
伊勢おおまつり(伊勢市)

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