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川を渡るのも大変

川を渡るのも大変

川を渡るのも大変 川を渡るのも大変

現在では、「川を渡る」といえば「橋を渡る」ことが当たり前ですが、江戸時代はそうではありませんでした。では、昔の旅人の苦労とは、どんなものだったのでしょうか。 現代の私たちが思いつく最もポピュラーな渡り方は、渡し舟。渡し舟といえば、愛知県から桑名までの海上の要所「七里の渡し」や伊勢の目前を流れる宮川に掛かっていた「柳の渡し」「桜の渡し」「磯の渡し」が有名ですが、舟は雨などで水かさが増せば渡れなくなり、川止めされることもありました。たとえ渡れても、水量によって渡し賃が違うということもあったそうです。難所などにはさすがに橋が掛けられていましたが、通行料を徴収する「有料橋」もあったようです。 無料で確実に橋のない川を越えるには、先ずわらじを脱ぎ、脚絆を取って浅瀬を歩いて渡らなければならなかったと言いますから、昔の旅は大変難儀だったようですね。



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