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常夜灯にほっと一息

常夜灯にほっと一息

石灯籠の一つである常夜燈は、路傍で夜道を行く人の旅路を照らし、道中の安全を守っていました。街道沿いの常夜燈に、しばしば「永代常夜燈」と刻まれているのを目にしますが、これは常に心の不浄を焼き払い家内安全を祈るもので、神仏に帰依するために、心の汚れを焼き清める役割をもつ「火」を灯すことを意味します。石灯籠として仏教とともに渡来した常夜燈は、もともと寺院だけに見られるものだったそうです。 ひとくちに「常夜燈」と言っても、宮前形、矢倉形、春日灯籠、山灯籠など実にバリエーション豊か。特に江戸時代後期の常夜燈は種類もさまざまで、私たちの目を楽しませてくれます。



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