俳句に熱心に取り組んでいる学校があると聞き、津市の藤水小学校へやってきた。
今日わしが参加させてもらったのは5年A組。俳人の神田ひろみ先生による公開授業じゃ。俳句クイズで俳句づくりの基本をおさらいした後、「身のまわりの季節」を探しに校庭へ。教室を出ると、少々緊張気味だった子どもたちの顔が明るくなった。天気も良く、空の青に校庭の木々の色が映える日じゃったが、子どもたちは何を見つけたかな。
教室へ戻って、校庭で見つけた季節の言葉を使って句の創作。みんな自分らしい表現を工夫しておった。
出来上がった句は掲示して、神田先生に講評をしてもらった。同じ校庭を歩いても、目に留まるものの違いや、葉っぱの色の表現など、それぞれの児童独自の感性が現れておった。
子どもたちの後は先生が勉強する番じゃ。神田先生から、俳句の授業をするにあたってのアドバイスを受けておった。
神田先生からは、俳句づくりをとおして自分が感じていることを表現したり、他者の作品に共感することで、児童のコミュニケーション力が養われていくというお話をしていただいた。
これを機に藤水小学校の子どもたちが自分の感性や表現にさらに自信もをってほしいものじゃ。
※全国俳句募集「食の一句」の学校応募は12月18日まで募集しています。ぜひご応募ください。
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