奥の細道
大垣(岐阜県大垣市)
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ
(はまぐりのふたみにわかれゆくあきぞ)
ハマグリの殻と身とを引き剥がすように、又再び悲しい別れが始まることだ。千住出発の折りの歌「行く春や鳥なき魚の目は泪」と対をなしている。大垣は『奥の細道』の終着地であり、次の伊勢行(二見ヶ浦)の端緒ともなった。
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ
(はまぐりのふたみにわかれゆくあきぞ)
ハマグリの殻と身とを引き剥がすように、又再び悲しい別れが始まることだ。千住出発の折りの歌「行く春や鳥なき魚の目は泪」と対をなしている。大垣は『奥の細道』の終着地であり、次の伊勢行(二見ヶ浦)の端緒ともなった。