みえの文化団体詳細
地域 | 東紀州地域 |
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団体名 | ビオトープ小又 田んぼアート (ビオトープコマタ・タンボアート)
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プロフィール | 【メンバー】10人 【経歴】 平成18年 熊野本宮大社用の紫米の種を譲り受け、熊野市飛鳥町で田んぼアートができないかと研究を始める。 平成19年 紫米とコシヒカリの穂の2色を使用し、20m程の虹を制作 平成20年 紫米、紫穂米、黄大黒米、西海観米の穂と葉の4色を使用し、10mの渦巻きと自動車を制作。 平成21年 紫米、紫穂米、黄大黒米、西海観米の葉の4色で1辺1.5mのひし形と全22mのひし形を制作。 平成22年 紫米、紫穂米、黄大黒米、西海観米の葉の4色で全20mのひし形を制作 葉の色が変化するベニあそび、ゆきあそびの2種を追加する。 平成23年 田植え体験者、下絵の一般公募を始める。 公募による田植えの一般参加者は20名。 熊野古道と飛鳥中学校の校章、飛鳥中学校の生徒が描いた「アメンボウが蝶々に変化した」をもとに制作。 平成24年 公募による田植えの一般参加者は40名。 獅子岩と海上自爆花火を制作。 平成25年 公募による田植えの一般参加者は40名。 井戸小学校の生徒が描いた「アンパンマン」、小又町内会の方が描いた「ホタル」をもとに制作。 平成26年 公募による田植えの一般参加者は64名。 熊虎会が描いた「トラッキー」、長野市の黒岩るみさんが描いた「トンボ」、木本高校の生徒が描いた「ひまわり」をもとに制作。 トラッキーは木本高校美術部の協力で、細長い顔と帽子が石垣の上から見ると立体的に見える様に遠近法を生かしたデザインで設計した。 |
記事 |
「ビオトープ小又 田んぼアート」は、昭和30年代の風景を表現したビオトープをつくり、高齢者の方に楽しんでもらいたいと飛鳥町小又のメンバーを中心に立ち上がりました。その一環として、飛鳥町小又の地域を生かしたイベントをしたいという気持ちから、田んぼアート(田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲で絵を描く)に取り組むようになったようです。現在は9種の古代米を用いて、田んぼアートを制作しています。稲の育成状況により色彩の変化も楽しめるため、6月〜9月の間は絶えず見頃を迎えます。その時期の見学者は年々増え続け、年間で2,000人を超える方が飛鳥町小又を訪れています。 また田んぼアートの制作にあたっては、インターネットを使用し田植えや稲刈り、下絵の公募を行っています。一般の参加者の方に昔ながらの田植えや稲刈りなどの里山文化を伝承しています。そして下絵については、地域の高校の美術部と制作するなど地域の芸術活動に一役買っています。 代表の向井さんと小畑さんにこれからの目標を伺うと 「今まで行ってきた活動をより多くの方に知ってもらえるよう、田んぼアートの制作をするのはもちろんだが、これまでの田んぼアートを記録した写真展をしていきたい。」 と目を輝かせながらお話してくれました。 「ビオトープ小又 田んぼアート」がつくる田んぼアートは、熊野市飛鳥町小又の夏の風物詩として、これからも人々に愛され続けることでしょう。 田んぼアート1 田んぼアート2 |
問い合わせ先 | 【担当者氏名】小畑 貞文(こばた さだふみ) 【電話番号】090-4860-9080 【住所】三重県熊野市飛鳥町小又260 |
kobata.sadahumi@docomo.ne.jp | |
ホームページ | http://tanboart.blog.fc2.com/ |
取材機関 | 紀南地域活性化局県民防災課 電話番号:0597-89-6105 E-mailアドレス:kchiiki@pref.mie.jp |
登録日 | 平成28年1月5日 |