トップページ > みえの文化団体 > みえの文化団体詳細

みえの文化団体詳細

地域 北勢地域
団体名 桑名少年少女合唱団

無題
メンバーの集合写真

プロフィール  三重県では数少ない、子どもたちによる(少年少女)合唱団です。幼児から高校生までで構成されており、桑名市を拠点に活動しています。
・設立 1992年 4月
・メンバー 31名 ジュニア(年長〜小学3年生)、シニア (小学4年生〜高校生)
・指導スタッフ 団長 川添昭夫
         指導者 小森節子、 矢吹百代、 加藤陽子、 岡田真実
         庶務 谷口親子
・活動 各地で開催されるコンサート出演
     介護老人保健施設等での演奏活動
     県内外の少年少女合唱団との交流演奏

【桑名少年少女合唱団のあゆみ】
1992年 4月 桑名市少年少女合唱団 発足
1993年12月 第1回おんがく会(以後、毎年開催)
1998年12月 プラハ少年少女合唱団 クリスマスコンサート出演
          オーストラリア演奏旅行
1999年 1月 桑名吹奏楽団 ニューイヤージョイントコンサート出演
2003年 2月 三重音楽発信 マーラー交響楽第三番(津)出演
       8月 全日本ジュニアコーラスフェスティバル出演
2005年 7月 愛・地球博おまつり広場 愛知合唱フェスティバル出演
          日米こども合唱団フェスティバル出演  
      10月 福井国民文化祭出演
2006年 2月 みえ県民文化祭ジュニアオーケストラとの共演
       5月 エフエムよっかいち出演
       7月 修徳小まつり出演
       9月 みえ県民文化祭出演
      10月 第37回桑名市文化祭出演
          多度西小ふれあい祭り出演
2007年 8月 こどもコーラスフェスティバル出演(東京)
2008年 4月 中京テレビ ズームインSUPER出演
       5月 多度北小100周年記念式典出演
       8月 和歌山国際青少年合唱祭出演
      10月 桑名童謡の会出演
      12月 四日市市制111周年記念事業友情出演
2009年 6月 マイカル公演
       8月 伊勢湾台風50周年の集い出演(愛知県芸術劇場大ホール)
       9月 伊勢湾台風50周年の集い出演(劇団すがお合同公演)
      10月 由紀さおり・安田祥子コンサート出演
2010年11月 由紀さおり・安田祥子コンサート出演
          多度中小秋フェスタ出演
2011年 8月 こどもコーラスフェスティバル出演(東京)
2012年 2月 アンサンブル大会(三重県合唱連盟)出場
       7月 ヨナハ介護老人保健施設 訪問演奏
          多度東小夏祭り
       8月 多度中学校区人権教育実施推進事業ミニサマーコンサート(多度公民館 講堂)
       9月 由紀さおり・安田祥子&三重の子どもコンサート出演(東員町総合文化センター ひばりホール)
      11月 大成小学校 大成フェスタ
      12月 老人ホームエクセレント桑名 訪問演奏
           イオン桑名ショッピングセンター クリスマスコンサート
2013年 1月 三重県少年少女合唱連盟交歓演奏会(嬉野ふるさと会館 大ホール)
       4月 イオンモール四日市北 こども発表会
       8月 第20回記念おんがく会
      12月 グループホームとういん 訪問演奏
           イオン桑名ショッピングセンター クリスマスコンサート
2014年 1月 三重県少年少女合唱連盟交歓演奏会
       3月 第21回おんがく会
2015年3月15日(日) 第22回 おんがく会 開催予定(大山田コミュニティプラザ)

 その他、市民芸術祭や公民館文化祭、桑名・員弁地区の合唱団の演奏会であるフラワーコーラス大会、三重県少年少女合唱連盟の行事等、多々参加しています。
記事 【はじまり】
 1987年(昭和62年)、桑名で市制50周年を記念して、「桑名で日本語の第九を歌う会」が結成され、日本語詩による第九演奏会が行われました。この会は1回公演のみで解散してしまいましたが、皆で集い心をひとつにして歌い上げる合唱の素晴らしさを再認識し、子どもの頃から触れる機会があれば素晴らしい、小さいころから基礎を学び正しく歌うことが大切との熱い思いから、1992年(平成4年)桑名少年少女合唱団を設立しました。

【チームワーク】
 大人と違い、子どもの合唱団はとても難しいところがいくつかあります。合唱団を構成するメンバーの年齢層も、その時々によって全く違います。そのため、ジュニア(年長〜小学3年生)と シニア(小学4年生〜高校生)にクラスを分けて調整し、練習をしています。
 全員で合唱する場合は、みんなで美しいハーモニーを奏でながら成長に合った曲を選ぶのがとても難しいです。ミュージカルや『あそび唄メドレー』などの動きのある曲にも挑戦しています。皆で懸命に練習を重ね、歌や振付けを完成させていくうちに、協力し合い、助け合うことで仲間同士の絆が生まれ、チームワークにつながっています。

【出会いと成長】
 合唱団では、年に数回、老人ホーム等の施設に出向き演奏活動をしています。
 初めの頃は、大勢のお年寄りを前にどのように接していいか分からず、戸惑いましたが、回を重ねるごとに笑顔でいきいきと自信を持って歌えるようになりました。聞いて下さる方々からは、元気に歌う私たちに「かわいいね」「声がきれいだね」と言ってもらい、とてもうれしかったです。このような、素晴らしい交流を続けていくうちに、自然とお年寄りをいたわる気持ちが生まれ、優しさや思いやりを込めて歌えるようになりました。たくさんの方々との出会いの中で、本当に貴重な体験をしながら、大きく成長させて頂きました。

【小森先生の指導方針】
 指導するうえで心がけているのは、幼児から高校生まで幅広い年代の子どもたちを受け入れ、その子ども達一人一人が持つありのままの姿を大切にしながら指導にあたることです。決して、大人の期待を押し付けるような指導をしないということです。
 全体の流れを考えつつ、その子のペースに合わせ、必要以上に口を出さないことが大事なことだと思います。個人個人を大切に、常に子どもたちを見守りながら、創造性・芸術性・人間性を伸ばしていきたいと思っています。

【小森先生から子供たちへ】  
 普段はとても地味な練習の積み重ね。しかし、通常の練習の時こそ時間をかけて基礎をしっかりやることが何より大事な事です。「大きな声で歌う」と言っても、きれいな声で歌うには、簡単な事ではありません。小さい子どもにとっては、すごく大変な事だと思います。それぞれ個性があって、心と歌声を一つにするには時間がかかりますし、根気が必要です。すぐに結果は出ません。一つの事を一生懸命やり通すこと、継続することが将来きっと素晴らしい財産になるはずです。出来るだけ長く続けてほしいです。
 途中で合唱団を離れることがあっても、大人になってから人生の節目節目で、合唱団で頑張っていたことを思い出してください。そしてまた、合唱を再開してほしいと思います。

【未来に向けて】
 桑名少年少女合唱団は、昨年、第20回記念おんがく会を開催し、節目を迎えました。
 これまで続けてこられたのは、合唱団を支え応援してくださった保護者の皆様、スタッフの方達のお蔭だと、感謝しています。
 本当に歌うことが大好きです。これからも、歌うことの楽しさを大勢の方々にお届けしたいと思っています。定期演奏会をはじめ、老人施設や地域のイベント等の演奏活動も、全員で力を合わせ、より一層充実させていきたいです。
 笑顔と歌声を、桑名から発信していきます。

○取材者から○
 合唱団の練習会場に伺いました。
 ジュニアクラスの子どもたちは、とても可愛い歌声を元気いっぱいに響かせながら、真剣に練習をしていました。とても素直で透き通った歌声に聞き入ってしまいました。
 シニアクラスの子どもたちは、発声練習を中心に、念入りに基礎練習に取り組んでいました。流石です、発声練習とは言え、凛とした声は心地よかったです。
 小森先生のお話を伺って感動したことは、先生自身がプロの演奏家でいらっしゃるので、歌う側の気持ちも十分理解したうえでご指導されているという事です。小森先生の愛情に包まれて、子どもたちが伸び伸びと歌っているのがとても印象的でした。
 是非とも、演奏会にお邪魔して、子どもたちの素敵な歌声に癒されたいと思います。
無題
練習風景
無題
第21回おんがく会
問い合わせ先 小森 節子
桑名市中央町1-65-1-1004 
TEL:0594-21-6302 
e-mail  
ホームページ http://choruskuwana.web.fc2.com/
取材機関 桑名地域防災総合事務所
登録日 平成26年9月1日

戻る

ページのトップへ戻る