みえの文化団体詳細
地域 | 東紀州地域 |
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団体名 | 赤木城ふるさとの会(福岡淳史会長)
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プロフィール | 約10年前に結成 会員 30人 |
記事 |
約10年前に、西山地区を考える会を結成し紀和町の活性化に貢献しようという想いから地区住民が相談して赤木城ふるさとの会を立ち上げました。 当初は城跡周辺は雑木だらけ、草だらけで何があるのか分からなかったのですが、平成4年から13年間の歳月をかけて文化庁や三重県の補助により「赤木城保存整備事業」として、調査や保存整備が行われ、平成16年に完了しました。発掘調査では、天目茶碗や土師器(はじき)の鍋、砥石、釘などが出土しました。 日頃は、赤木城周辺の景観保全のための作業を主な活動としています。 現在の目標は県道に赤木城への案内看板をつけることです。70代の私で鼻たれ小僧扱いの超高齢化のこの集落において、地区にまつわる話が消えてしまわないように、後輩たちに伝えていきたいと思っています。 ◇赤木城跡について・・ 赤木城は、藤堂高虎が、大和大納言豊臣秀吉の配下として天正16年(1588年)に北山郷の在地豪族らの討伐、懐柔の為に築いた城で、高さ3mの石垣をもつ本丸を中心に、南東に2つの郭、南西にも石垣を持つ郭を配する国指定史跡です。 主郭の四隅は算木積みと横矢掛りの工法を用い、築城当時の原形を残した城跡は全国でも少なく大変貴重とされています。 赤木城 作業風景 |
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登録日 | 平成26年2月12日 |