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みえの文化団体詳細

地域 伊勢・志摩地域
団体名 いせ演劇鑑賞会

ミュージカルは楽しいよ
ミュージカルは楽しいよ

プロフィール いせ演劇鑑賞会は1963年11月“地元にいながら、すぐれた演劇を観続けることができるように”と結成された非営利の文化団体で、今年で45周年・265回の例会公演を迎えます。
現在の会員は約650人、都会に出かけていかなくても、自分たちの街ですばらしい演劇を楽しむために、運営はサークルを単位にして全てを会員自らの手で行い、劇団と力を併せて公演の成功に向けて活動しています。
記事 1,芝居を地域の文化とするために
 私たちは、1回限りで終わってしまういわゆる商業演劇ではなく、自分たちが働き・暮らすいせの街で、文化としての演劇を観続ける団体です。そのため会員でつくるサークルの最低単位は個人ではなく、芝居を観た後、感想や意見の交換を行える3人以上としています。伊勢志摩・松阪・多気地域を中心に10代から80代までの会員が、80余りのサークルで活動しています。(入会金2900円・会費月額2900円)
2,運営ってなに? 
 いせ演劇鑑賞会では、宇治山田駅前の伊勢市観光文化会館で年6本の芝居を上演しています。そしてその上演のことを「例会」と呼んでいます。会員は4例会に1度、自分たちが運営に参加したい例会を決めて担当します。自分たちの手で例会運営を行うことで、芝居を安く観ることができるのです。また、例会の準備に係わることで、観ることだけでなく、芝居を作る過程にもふれることができます。私たちは例会の準備をすることと、芝居をいろいろな角度から楽しむ体験を含めて「運営」と呼んでいます。運営は、いせ演劇鑑賞会にふれ、芝居をより楽しむための チャンスなのです。
3,どんなことをするの?
 例会の前になると、2か月前から運営サークルが集まり、スケジュールや準備することを確認し担当を決めます。また、例会をより楽しむため学習会などの情報交換をし、機関紙を発行して情報提供をします。世代や仕事など、様々な環境の会員が同じ芝居の運営を担当することになりますから、気持ちよくリラックスして参加するために、集まる毎に自己紹介をしています。話す内容は自分のサークルの構成や、近況などが多いのですが、演劇情報や前例会の感想を話し合ったりもします。
例会当日は、芝居で使う荷物や舞台装置の運び入れや受付などを分担して行います。例会終了後は、劇団とのロビー交流会なども行われます。
舞台装置や荷物の運び出しは、次例会を担当する運営サークルの皆さんが担当します。ついさっきまで、憧れの役者さんが使っていた家具などを運び出すのも、楽しい思い出につながります。
例会後は、芝居を観た感想を話し合い、気づいたことなどを話し合ってまとめ今後の活動につなげます。

舞台装置の組み立ての様子
舞台装置の組み立ての様子
 
 
問い合わせ先 いせ演劇鑑賞会事務局(伊勢市岩淵1−10−23:太田屋うどん店2階)
電話・FAX 0596‐22‐3060(午前11時〜午後8時・日祝は休)
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登録日 平成20年8月18日

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