みえの文化団体詳細
地域 | 東紀州地域 |
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団体名 | 天満浦百人会
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プロフィール | 【代表】北村 恵史(きたむら けいし)さん 平成12年に15名で設立しました。平成19年6月にはNPO法人化し、現在は正会員30名と特別会員20名で運営しています。 【主な活動】 尾鷲のおかぁちゃんたちの元気とおもてなしを提供する「夢古道おわせ」でのランチバイキングや築87年の和風家屋を活用した「天満荘」でのイベント企画、カフェの営業、地域の方々への体験講座などに取り組んでいます。 |
記事 |
【尾鷲の元気の為に】 天満浦百人会さんは「天満から尾鷲を元気にしよらい」という主旨のもと立ち上がり、今日では尾鷲の街のみんなのおかぁちゃんとして活動の場を広げています。 平成12年に会を結成し、地区の特産品である甘夏みかんのマーマレード、伝統的なおやつである竹ようかん、尾鷲ひのきと小さな焼き物のお地蔵さんを組み合わせた小物、竹細工などの商品化や平成16年には当時使われなくなっていた電力会社の保養所「天満荘」にて十五夜の月見イベント、平成17年には同じく「天満荘」にて、おひなさま祭りなどの天満浦を賑やかにするためのイベントの企画を行ってきました。また、平成19年に「夢古道おわせ」において尾鷲の食材を活かしたランチバイキングの料理を担当するようになり、平成22年にはカフェ天満荘をオープンしました。多くの人と関わりたい、多くの人に関わってもらいたいという思いのもと、人と人との出会いを大切に天満浦から尾鷲を賑やかにするために多くの人達が日夜頑張っています。 【今後の目標】 「天満から尾鷲を元気にしよらい」という活動を行っていくなかで「ほんものの尾鷲の郷土料理」を伝承していきたいという気持ちが湧き上がってきたと言います。 「昔は家族みんなで食事をする機会が多かって自然な形でほんまの尾鷲の郷土料理を伝承する事ができとったんさ。」 と松井さんはおっしゃいました。 ですが、現在は簡単に何処でも同じ味が食べられる様になったため、ほんものの尾鷲の味が希薄になった様に感じられるそうです。 そこには形や味を再現するだけではなく、尾鷲に住んでそこの空気を吸っている人達に、昔からある天満の風、尾鷲のにおい、気候、風景、尾鷲の人々の笑顔や尾鷲の心を郷土料理に込めて後世に残していきたいと思う尾鷲のおかぁちゃんの気持ちが込められています。 これからの尾鷲の文化や風土をかたちづくるのは天満浦百人会さんのような暖かなおかぁちゃん心なのだと感じました。 天満荘 |
問い合わせ先 | 住所:尾鷲市天満浦161番地 電話/Fax:0597-22-7880 |
ホームページ | 天満浦百人会 |
取材機関 | |
登録日 | 平成25年2月25日 |