みえの文化団体詳細
地域 | 北勢地域 |
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団体名 | 演劇サークル・しでこぶし
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プロフィール | 3年前、菰野町内の演劇好きのメンバー12人により発足しました。 活動経験はまだまだ浅いですが地道な努力を続けています。 菰野町芸術文化協会の催し等に参加しています。 |
記事 |
近隣市町には演劇団体がありましたが、菰野町には存在しませんでした。そこで、教育委員会と相談、近隣からリーダーを招いて講習会を企画、その後自主サークルとして立ち上げました。 メンバーは小学生から60代と幅広く、明るい雰囲気とエネルギーに満ちています。 第1回は「桃太郎」を上演しました。勧善懲悪の昔話にとどまらせず、争いを避けて、相互に理解し合う、和平推進をテーマにしました。工夫した演出が観客から大いに支持されました。また現代社会の世相に迫り、親子関係、金銭問題、社会の閉塞感、家族の絆を盛り込んだもの等、メッセージ性の高いものにも挑戦しています。 本番が近づくと、演出兼舞台監督の山本さんから厳しい指摘や叱咤激励が飛び交いますが、みんな不思議なパワーで乗り切ってしまいます。 代表の島原さんは楽しそうに話します。「やっぱりここのメンバーは演劇が好きなんやなあ・・・」仲間達の居心地の良さが伝わる言葉です。 現在は、6月27日芸術文化協会の発表会で「菰野の里の益子姫伝」に向けてのけいこに余念がありません。最後の菰野藩主、雄永の妻・益子姫と地元の民衆の心の交流を描くお芝居だけに熱が入ります。 また、8月の「平和記念のつどい」では、朗読とピアノ演奏による『月光の夏』を上演します。ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」にまつわる特攻隊員の話で、感動を呼んだ映画を元にした朗読劇への挑戦です。 「演劇サークル・しでこぶし」には課題もたくさんあります。 財源の確保、メンバー、演劇ファンの拡大と企画運営に係ることなど自立に向けた取組です。船出して間もないこのサークルは、みんなの知恵と情熱で、天然記念物の希少種「しでこぶし」のように、菰野を代表する団体になりたい、と意気込んでいます。 練習風景 練習風景2 |
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登録日 | 平成22年6月23日 |