日本書紀私見聞(道祥自筆本)・日本書紀私見聞(春瑜自筆本)

にほんしょきしけんぶん


日本書紀私見聞(道祥自筆本)・日本書紀私見聞(春瑜自筆本)

指定区分

指定種別

重要文化財(書跡・典籍)

指定・登録日

市町

伊勢市

所在地

伊勢市宇治館町

所有者

神宮

員数

2冊

構造

-

年代

-
関係サイト
関連資料

概要

 両書ともに室町時代の筆録になる日本書紀の注釈書で、体裁はともに袋綴冊子装に仕立ててある。
 道祥本は神宮権祢宜を務め、出家後法名道祥を名乗った荒木田匡興が書写したもので、応永33(1426)年の奥書があり、春瑜本は道祥の弟子春瑜が筆録したものである。
 内容は仏教に陰陽道を習合して伊勢中心の神道思想を現したもので、中世の仏教的思想を反映した神道研究の跡を伝えて注目される。

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