銅鐘 永享八年丙辰十一月廿四日大工和州葛城友光の銘がある
どうしょう
指定区分 |
県 |
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指定種別 |
有形文化財(工芸品) |
指定・登録日 |
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市町 |
鈴鹿市 |
所在地 |
鈴鹿市小岐須町 |
所有者 |
桃林寺 |
員数 |
1口 |
構造 |
- |
年代 |
室町時代・永享8(1436)年 |
関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
銅製、鋳造。総高101.8㎝。龍頭は2頭分が後頭部を合わせる。撞座は八葉蓮華文。袈裟襷状の区画内(池の間)の四区いずれにも銘文があり、その上追銘が二度もあって、縦襷帯にまで銘文が陰刻され、所在が三度換わったことがわかる。銘文によるとこの鐘は、もと津島(愛知県津島市)の常楽寺のために、永享八(1436)年丙辰十一月廿五日に和州葛城友光によって鋳造されたもので、文禄(1592~95)の頃、戦乱により鈴鹿市神戸の龍光寺に移り、更に文化14(1817)年、同寺が新鐘再興のため、末寺である桃林寺に付与されたことがわかる。 県内に所在する梵鐘のなかでは、最も古い銘を刻むものである。 |
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