宝塚古墳

たからづかこふん


宝塚古墳

指定区分

指定種別

史跡

指定・登録日

市町

松阪市

所在地

松阪市宝塚町120-1ほか

所有者

松阪市

員数

-

構造

-

年代

古墳時代
関係サイト
関連資料

概要

 松阪市宝塚町南方の丘陵部一帯には、かつては88基とも言われるほど多数の古墳があったが、開発の進展により大部分が消滅した。現在残っている宝塚1号墳・2号墳はこれらの盟主墳といえる。
 1号墳は前方後円墳で、全長111m、後円部径75m。前方部を東に向け、北側くびれ部には造り出しがある。出土した埴輪から、4世紀末~5世紀初頭頃の築造と考えられている。2号墳は帆立貝式の前方後円墳で、全長90m、後円部径83mである。時期的には1号墳に続くものである。
 1号墳は伊勢地方で最大規模の前方後円墳で、次世代で大型円墳に変化することは、伊勢の古墳時代を考える上で、重要な問題を含んでいる。

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