白鳥塚古墳
しらとりづかこふん
指定区分 |
県 |
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指定種別 |
史跡 |
指定・登録日 |
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市町 |
鈴鹿市 |
所在地 |
鈴鹿市石薬師町北松塚 |
所有者 |
加佐登神社、他 |
員数 |
1基 |
構造 |
- |
年代 |
古墳時代中期 |
関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
白鳥塚古墳は、昭和12年に三重県史跡に指定され、5世紀後半から6世紀に築造された、東西径78m、南北径60m、墳丘高13mの三重県最大の円墳として知られている。 平成16・17年に鈴鹿市によって行われた発掘調査の結果、白鳥塚古墳は、東側に長さ16.4m・幅27mの前方部を持ち、後円部径は77mをはかる、全長89.5mの帆立貝式古墳であることが判明した。 墳丘は、基壇上に2段の墳丘を持つ二段築成で、特に上段裾には葺石と基底石が明瞭に残ることが確認された。また、出土した円筒埴輪から築造時期は5世紀前半に遡るものと見られる。 これらのことから、白鳥塚古墳を伊勢平野でも有数の規模を誇る大型古墳として再評価するとともに、新たに確認された前方部と、拡張した後円部について追加指定を行い、今後の保存と活用とを目指すものである。 |
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