紙本墨書大般若経 建保二年十二月廿八日の校合銘がある。
しほんぼくしょだいはんにゃきょう
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指定区分 |
県 |
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指定種別 |
有形文化財(書跡) |
指定・登録日 |
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市町 |
南伊勢町 |
所在地 |
度会郡南伊勢町五ヶ所浦 |
所有者 |
正泉寺 |
員数 |
600帖 |
構造 |
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年代 |
- |
関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
黄褐色の楮紙を用い、薄墨で罫を引き、楷書体で書写されている。筆跡から600巻を数人が分担して書いている。巻600の末尾に「建保ニ(1214)年十二月廿八日以蓮台寺之本校合畢 件本解脱房貞慶被進神宮云々」と交合記があって、解脱房貞慶が神宮へ法楽の為に奉納した大般若経が、蓮台寺という寺にあって、それと校合したということである。いつから当寺の所蔵となったかは不明であるが、享保6(1721)年には当寺住職によって修理と欠巻の補写が行われており、その際に巻子装であったものを折帖に仕立てられたようである。保存状況も良く、一部に補写はあるが鎌倉時代初期の写経として貴重なものである。 |
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