絹本着色景川和尚像
けんぽんちゃくしょくけいせんおしょうぞう
指定区分 |
県 |
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指定種別 |
有形文化財(絵画) |
指定・登録日 |
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市町 |
東員町 |
所在地 |
員弁郡東員町長深 |
所有者 |
瑞応寺 |
員数 |
1幅 |
構造 |
- |
年代 |
室町時代(後期) |
関係サイト | |
関連資料 |
概要 |
縦105㎝、横54㎝、掛幅装。盛装に意義をただし、曲彔(きょくろく)に座す。右手に竹篦を持ち、左手を膝上に安じて端座する。衣は茶地に薄鼠色を重ね、袈裟は赤色に金泥模様、紺地に金泥唐草と華麗で、曲彔等も色彩配色に趣好を凝らしている。頂相(ちんぞう、禅僧の肖像画のこと)の常套的な手法で描かれおり、伝統的な頂相作家の筆と思われる。 景川和尚(1425~1500)は臨済宗の高僧で、大和興雲寺、伊勢瑞応寺、京都大心院等を開き、後に京都妙心寺第10世、大徳寺47世となった。この図は示寂前の明応9(1500)年仲春に描かれたものである。禅宗では師が弟子に仏法を伝える時にその頂相を弟子に与えることがあり、景川が開創した瑞応寺の重宝として伝世されたものであろう。 |
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