旧林崎文庫

きゅうはやしざきぶんこ


指定区分

指定種別

史跡

指定・登録日

市町

伊勢市

所在地

伊勢市宇治今在家町林崎

所有者

宗教法人神宮

員数

-

構造

-

年代

江戸時代
関係サイト
関連資料

概要

 貞享3(1686)年、内宮側の自治組織である宇治会合所(うじかいごうしょ)の大年寄(おおどしより)が、慶安元(1648)年に創設された外宮の豊宮崎文庫にならって、内宮祠官(ないくうしかん)を中心とした諸人の研学を目的として、内宮文庫の創立を計画した。
 外宮側の例にならい幕府から文庫塾立料金子を受け、翌4年五十鈴川のほとりの丸山の地に内宮文庫が創建された。しかし、丸山の地は湿地で図書の保管に不適当であったため、元禄3(1690)年に北隣の林崎に移転し、改めて林崎文庫と称した。さらに文政4(1821)年に少し西へ移転し、整備拡張して現在に至っている。幅7尺5寸の表門、87坪の講堂及び附属舎、15坪の書庫等、旧態を良く残している。

ページのトップへ戻る