春日神社雨乞願解大絵馬 附 相撲板番付5点

かすがじんじゃあまごいがんほどきおおえま


春日神社雨乞願解大絵馬

指定区分

指定種別

有形民俗文化財

指定・登録日

市町

伊賀市

所在地

伊賀市川東

所有者

春日神社

員数

13点

構造

-

年代

江戸時代~昭和時代
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概要

 大絵馬は、春日神社に伝世する延享4(1747)年から昭和14(1939)年にかけて奉納された大型額仕上げの13点(高砂図1・社寺参詣図1・境内図2・武者絵3・芸能、物語絵4・相撲図2)からなる。
 この絵馬の特質は、13点中8点が「雨乞願解」(あまごいがんほどき)あるいは「雨乞成就願解」(あまごいじょうじゅがんほどき)の銘文があり、雨乞満願御礼として、その願意を明らかにしていることであり、これは伊賀町地域が干ばつで度々被害をうけたからである。附の相撲板番付5点は明治4(1871)年から昭和25(1950)年までのものである。相撲は神社等に雨乞祈願のために奉納されており、その板番付は絵馬とともに当地の雨乞に関する資料で、地域的特性を表す民俗資料として価値がある。

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