多度大社 上げ馬神事

たどたいしゃ あげうましんじ


多度大社 上げ馬神事

指定区分

指定種別

無形民俗文化財

指定・登録日

市町

桑名市

所在地

桑名市多度町多度

所有者

多度大社

員数

-

構造

-

年代

-
関係サイト
関連資料

概要

 多度大社は、北伊勢大神宮とも称されるほど勢力があった式内の古社である。多度大社の大祭は、例年5月4~5日で、昔よりこの祭が終わると田の仕事が忙しくなると言われてきた。神事は上げ馬とやぶさめである。農民は上げ馬の状況を見て、その年の豊凶を占ったという。上げ馬は本来は神に良馬を献ずるものであったが、後世変化して土壁を駆け上がる形になった。信仰的な競技で、氏子各村から神馬を出し、競わせて急峻な坂を上がらせるもので、騎手は各字の少年で、首尾よく上がることが豊作のしるしである。昔は頭屋制であり、さらに古くは宮座があったものと考えられる。

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