みえの文化びと詳細
地域 | 伊賀地域 |
---|---|
名前 | 峠 美晴(とうげ みはる)
|
プロフィール | 生まれも育ちも伊賀市。 紅ばなネット代表 (財)芭蕉翁顕彰会 評議員 伊賀市景観審議会委員 として活躍。 |
記事 |
「紅ばなネット」 きっかけは2004年に伊賀地域で開催された「芭蕉さんがゆく・秘蔵の国伊賀の蔵びらき」事業。事業運営に携わった関係から運命の一句に出会います。 奥の細道、芭蕉の句 「眉はきを 俤(おもかげ)にして 紅粉(べに)の花」 山形で出会った紅花を見て、眉を描くお化粧道具に似ているなあと詠んだ句ですが、その頃伊賀でも紅花が盛んに栽培されていたので故郷の伊賀を思い出して詠んだ句なのかなと思います。と峠さん。 芭蕉さんが愛した紅花を伊賀で残したい。それとともに若い世代が地域のことを考えたり参画したりするきっかけがほしい。と、蔵びらき事業終了後に紅ばなネットとして独立しました。 地域発信のため、伊賀のお店とのコラボレーションで、紅花ティーや紅花豆腐、紅花饅頭など多様な商品が完成。紅花のPRだけではなくお店が元気になる役割も果たしています。 このほか公共施設にプランターを設置して観光客に伊賀と紅花をアピールしています。プランターや種苗代は会費から。汗の分、喜んでくれる人が増えていきます。 伊賀地域でのこうした地道な活動とともに今年は京都の染色屋さんとのコラボレーションも進行中です。 最後に峠さんから いろんな人と関われること。素敵な人との出会い。出会いは大切ですね。全部自分の引き出しになっていきます。ひとりでも多くの方々とつながりながら紅花を育てていきたいと思っています。ご入会お待ちしています。 |
問い合わせ先 | 紅ばなネット 代表 峠美晴 ☎090−1980−6586 |
ホームページ | |
取材機関 | 伊賀県民センター |
登録日 | 平成22年9月13日 |