みえの文化びと詳細
地域 | 伊賀地域 |
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名前 | 名和 健治
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プロフィール | 1956年 名張市本町生まれ。名張市役所職員。 なばりシネマサークル代表 おきつも名張劇場団員 乱歩蔵びらきの会 田中徳三監督映画祭実行委員 財団法人前田教育会評議員及び文化振興事業運営委員 名張ことばでかるたを作る会 名張市バドミントン協会理事長 名張市体育協会理事 なばり総合型地域スポーツクラブ指導者 環境美化ボランティア クリーンゆり |
記事 |
ご覧のように幅広い活動。伊賀で開催される文化イベントでこの人が関わっていないものはほとんどないのではないかと思うほどだ。 重鎮であることは間違いないのであるが、野球に例えるならふんぞり返った監督風といった様子は全く見受けられず、現役のプレーヤーでありマネージャー、はたまたグラウンド整備からアナウンスまで引き受ける万能選手。という表現がぴったりの穏やかなひとである。 所属する団体の最も古いものは昭和55年からの関わり。「知りたい」という好奇心がきっかけだった。以後、常に好奇心と抜群の行動力をもって文化、スポーツ、環境ボランティアと積極的に関わってきた。自分が身をもって知った面白さを多くの人に味わってほしいと、今では文化やスポーツに縁のない人のための「きっかけ作り」に活動の目標を置いている。そのために縁の下の力持ちを自ら買って出る。準備や記録などの裏方も厭わない。「イベントは1回きりの打ち上げ花火。そこで脚光を浴びる人、花火の仕掛けに関わる人、いろいろいるわけ。自分が丹精込めて作った花火を喜んでくれる人がいることが喜び。縁の下には縁の下でしかわからん良さもあるんやけどなぁ。一人の力には限界がある。この立場を楽しんでくれるリーダーを養成することが今の課題かな」と笑う。ご本人はいたってのんびり話すが、このリーダー養成も火急の課題だ。実は名和さん、長年の縁の下生活がたたってか体のあちこちが悲鳴をあげている。シップやギプスは当たり前の毎日なのだ。 「人との出会い・交流を大切にしてきた。地域内外にも知り合いがたくさんできて、あちこちで声をかけてくれることが嬉しい」そう、大変謙虚な人。だから自然と人が寄ってきて頼りにされる。 協働の場つくり、後進の養成、そして裏方しごとなどなど、今日も名和さんは走る走る。たくさん貼られたシップを剥がせる日はまだまだ遠そうだ。 忍びの者大炊孫太夫 夜叉が池大蟹五郎2 |
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登録日 | 平成22年1月14日 |