みえの文化びと詳細
地域 | 中勢地域 |
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名前 | 小西 蔀(しとみ)
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プロフィール | 多気郡大台町出身、1936年生まれ。高校卒業後伊勢市の呉服店に勤める。車の免許を取ろうと通い始めた自動車学校で、若い真珠業者と出会う。 真珠に関心をもち、ベテラン業者のもとで修業、伊勢市駅前で真珠加工販売を始めた。その後、先を見通し、今の二見松下に店を構えた。36年になる。 変形真珠で作った作品を展示するギャラリ−をもつ伊勢まちかど博物館「伊勢パ−ルセンタ−」の館長でもある。 |
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◆ カラス会の設立 1991年、気のあった者同士が集まった時、これからも互いに交流をしながら、勉強もしていこうと話合った。会の名前をどうしょうかということになった。その時、思いついたのがカラスであった。カラスはよく遊び、よく学ぶ、我々もカラスのようによく遊び、よく学ぼうということで、カラス会にした。 ◆ カラスの習性 カラスはよく遊ぶ。時々、傷ついたカラスを預かったことがあるが、朝から晩まで新聞紙をつついたり、駆け回ったりして遊んでいる。しかし、好奇心が旺盛であり頭がいい。道に落ちている堅いパンなどは、水のあるところまで運び、柔らかくしてから食べる。クルミなどは車にひかせて割れた中身を食べる。ほかの鳥はこんなことはしない。他のカラスもこれらを学んでいく。 カラスは挨拶に始まり挨拶に終わると。仲間意識が非常に強い。魅力的な動物である。カラスの鳴き声は23種類ぐらい。そのうち、数種は理解できるという。カラスは飽きのこない何とも奥深いものをもっていると感じる。 今は、人がカラスを見ているのではなく、カラスに見られているという思いがする。 ◆ そして、今 2ヶ月に1回の例会を持つ。会員は伊勢、志摩、松阪、桑名の方もみえ、30人余りである。 ユニ−クな市民集団のリ−ダ−である。最近は環境ボランティア活動に力を入れている。伊勢の国冬桜の会会長として朝熊山麓公園に冬桜を植える運動をしている。既に600本を植え、1年100本ずつ、1000本を目指している。 「自然の教え、鳥が歌い、木が笑う」と題した講演活動なども行っている。 |
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登録日 | 平成19年2月23日 |