みえの文化びと詳細
地域 | 東紀州地域 |
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名前 | 植野 めぐみ
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プロフィール | 津市出身、紀北町在住 旅イラストレーター 学生時代、自転車での日本縦断や熊野古道伊勢路踏破を経験し、人力で旅をする魅力を覚えたのをきっかけに、熊野古道をはじめ、沖縄、オーストラリア、アジア、ヨーロッパなど国内外に足跡を残しています。 そして2005年に恩師の紹介により、熊野古道の特別調査員として、尾鷲に移住しました。その後、調査員、ツアーコーディネーター、三重県文化振興専門員を経て、現在は紀北町海山区に在住し、旅の絵地図を描く仕事の他、アウトドアプログラムのコーディネーターや熊野古道ガイドとして活動しています。 |
記事 |
植野さんは熊野古道の調査員をしていた時に、キリスト教の聖地のひとつである、スペイン・ガルシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路である、カミーノ・デ・サンティアゴの存在を知りました。そしてそのひとつである、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの道のり800kmを実際に歩きました。その旅の途中で大西洋に沈む夕日を観た時に、道に国境はなく、シルクロードから日本へつながる事を実感されたそうです。その体験から、世界中の古道をひとつに繋げた、地図をつくりたいと思い立ったそうです。 そしてその経験から、写真や文章だけでは表現しきれない歩き旅の魅力を、鳥観図として絵地図に表現し、道をひとつに繋ぐ「ちきゅうの道プロジェクト」という活動に至りました。 現在はそのプロジェクトのためにカミーノ・デ・サンティアゴからシルクロード経て日本までの道のりを何度かに分けて歩き旅をして、絵地図をつくっています。 今後の目標を伺うと、 「プロジェクトを進め、世界中の古道を絵地図にしていきたい。また同時進行で外国語版の熊野古道絵地図をつくり、世界中の方々に熊野古道に訪れてもらえる活動もしていきたい。」 と、希望に満ち溢れた表情でおっしゃっていました。 植野さんがイタリアを歩いて旅しているときの様子 |
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ホームページ | ブログ「ミチビトノタワゴト」 |
取材機関 | 紀北地域活性化局 |
登録日 | 平成27年6月10日 |