みえの文化びと詳細
地域 | 伊賀地域 |
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名前 | 中村 修
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プロフィール | 伊賀市在住(72歳) *伊賀上野芭蕉ネットワーク会長 *財団法人芭蕉翁顕彰会 理事 *NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワーク 理事 (NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワークは「美し国おこし・三重」のパートナーグループです) |
記事 |
伊賀市は漂白の詩人として各地を旅し、「おくのほそ道紀行」等の紀行文や名句を生んだ松尾芭蕉の生誕地です。その伊賀で、手甲、脚絆、宗匠帽であらゆる機会に登場する中村さん。その姿はまさに、生き続ける「芭蕉さん」です。 (中村さん)日本文化の真髄、遺産ともいうべき松尾芭蕉の業績に代表される作品を日本文化の貴重な財産として顕彰し、この「文化遺産」「こころの遺産」を次世代の子どもたちへ継承し広く世界に伝えていきたいとの想いをもって日々活動しています。 きっかけは14歳の頃芭蕉学の師である山本茂貴(故人)さんと出会ったことです。以来数十年芭蕉さんの研究や真髄を学んできました。今は芭蕉を育んだ故郷伊賀の歴史、風土、伊賀の文化力をみんなで共有し、三重県はもちろん国の宝として情報発信に努めたいと思っています。そのための一歩として、芭蕉みち案内人と自ら称し、伊賀上野城公園内にある「俳聖殿」にてお客さまに芭蕉さんのお話をしています。俳聖殿は芭蕉さんの旅姿を表現しているといわれる建物で、2010年に国の重要文化財に指定されました。これまで俳聖殿の扉が開くのは年に1度、芭蕉さんの命日(10月12日)だけだったのですが、土日、祝日と月命日の12日には開けております。俳聖殿の中には伊賀焼きの芭蕉さんが静かに座っておられます。是非、慈愛に満ちた芭蕉さんにお会いください。 それから、芭蕉さんの想いを絵手紙でずばり表現されている作品があるのですが、最後にそれをご紹介しましょう。 「人を愛する。草花や万物を愛する。そして自然のうつろいを句に詠み共に生きる大切さを芭蕉さんは教えてくれてますね」奈良県 黎子さん 現在中村さんは、おくのほそ道支援プロジェクトに参画し、奥の細道でゆかりの深い松島に最も近い東松島市鳴瀬地区をピンポイントで支援しています。伊賀市内の小中学生と鳴瀬地区の小中学生との絵手紙による交流事業や支援物資、支援金の募集と送付、おくのほそ道復興応援バスツアーなど多くのプロジェクトが発進中です。 旅の日ウォーク 絵手紙 |
問い合わせ先 | 中村 修さん 090−2682−6000 |
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取材機関 | 伊賀県民センター |
登録日 | 平成23年6月30日 |