ジャコメッティ、アルベルト じゃこめってぃ
生没年
1901-1966
出身国
スイス
記事
略歴
1901年 後期印象派の画家ジョヴァンニ・ジャコメッティの息子として、スイスのグリゾン州の村、ボルゴノーヴォに
生まれる。
1919年 ジュネーヴの美術学校に入学、後にジュネーヴ美術工芸学校に移る。
1922年 パリに上京、アカデミー・グランドシュミエールでブールデルに師事。
1925年 この頃、アフリカ彫刻、キュクラデス彫刻の影響を受ける。記憶による制作を開始(以後10年間)。
1927年 この頃から、シュルレアリスムの芸術家と交流。
1931年 この頃、彫刻に動く部分が加わる。抽象的傾向から具象へ移行する。
1935年 シュルレアリストのグループから離れ、バルチュスらと親交を結ぶ。写生と想像による制作を繰り返す。
1940年 再び、モデルを使わず小さな人物像を制作。
1942年 ドイツ占領下のパリからジュネーヴに避難。
1945年 パリに戻る。この頃から、細く長い彫刻を制作。
1954年 ニューヨークのグッゲンハイム美術館などで大回顧展
1957年 この頃から、人物と空間に関する新しい概念と取り組む。
1961年 ピッツバーグ国際現代絵画・彫刻展でカーネギー財団賞受賞。
1962年 ヴェネツィア・ビエンナーレで彫刻大賞受賞。
1964年 マーグ財団の中心コレクションがジャコメッティとなる。ニューヨークでグッゲンハイム国際賞受賞。
1965年 フランス共和国国家芸術大賞受賞。 チューリッヒにジャコメッティ財団が設立される。
ニューヨーク近代美術館で大回顧展。
1966年 クール州立病院にて死去。故郷の墓地に埋葬される
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
---|---|---|---|
正面向きの裸婦 | 1955年 | エッチング・紙 | 24.7×6.3 |
2枚の肖像画のある花束 | 1955年 | エッチング・紙 | 26.7×20.8 |
壜のあるアトリエ | 1957年 | リトグラフ・紙 | 40.2×56.5 |
腰掛ける裸婦 | 1961年 | リトグラフ・紙 | 56.0×76.5 |
立てる裸婦 | 1961年 | リトグラフ・紙 | 75.5×56.3 |
12枚のオルバンダーレの肖像より | 1962年 | エッチング・紙 | 13.7×10.2 |
1928-1963のルネ・シャールの作品目録より | 1964年 | エッチング・紙 | 15.0×9.8 |
木 | 1965年 | エッチング・紙 | 16.5×12.0 |
室内の人物 | 1965年 | リトグラフ・紙 | 66.2×50.2 |