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ルオー、ジョルジュ るおー、じょるじゅ

生没年

1871-1958

出身国

フランス

記事

ひるういんどno.35(1991.7) 東俊郎 「ジョルジュ・ルオー《キリスト磔刑》(館蔵品から)」
土田真紀 作品目録1. 西洋絵画 岡田文化財団寄贈作品集Ⅱ 1999.4

略歴

1871年  パリで生まれる。

1885年  この年からステンド・グラスの徒弟奉公をし、その間に工芸美術学校の夜間部に通う。

1890年  国立美術学校のエリー・ドローネーのアトリエに入る。

1892年  モローの弟子になる。弟子仲間にマチス、マルケらがいた。

1894年  「博士たちの間の幼児キリスト」でシュナヴァール賞を受ける。

1901年  ボワティエ近郊の修道院に籠り、小説家ユイスマンスと知り合う。

1903年  パリのラ・ロシュフコー通りにモロー美術館が開館されると、その管理人に任命される。

1904年  サロン・ドートンヌに娼婦や道化師を主題とした水彩などを出品したが、不評であった。

1907年  画商ヴォラールに会う。

1913年  ルオーの作品に興味をもったヴォラールが、今後ルオーが制作する全ての作品を購入するように申し出る。

1917年  ヴォラールがルオーと専属契約を結び、パリのヴォラールの家にアトリエを設ける。

1918年  水彩やグワッシュを止めて油絵に専念する。
       主題は宗教的なもので、色彩は非常に豊かになる。

1930年  シュレアス著『受難』のための版画を制作する。

1937年  パリのプチ・パレ美術館で回顧展が開かれる。

1940年  ヴェントゥーリのルオーに関する著作がニューヨークで出版される。

1945年  ニューヨーク近代美術館で大回顧展が開かれる。

1958年  パリで死去、87歳。

館蔵作品

作品名 制作年 材料 寸法
キリスト磔刑 1939年頃 油彩・紙(キャンバスで裏貼) 62.7×47.1
受難(パッション)   シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)17点, 木版82点 アンドレ・シュアレス著 1935-36年(1939公刊) シュガー・アクアティント、アクアティント(多色), 木口木版・紙 44.5×33.5(紙寸)
受難(1)<扉絵:市門に立つキリスト> 1935年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 39.0×22.0
受難(2)<街はずれのキリスト> 1935年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 29.7×20.2
受難(3)<渡り職人> 1935年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 29.9×20.2
受難(5)<キリストと聖女> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 31.0×20.7
受難(6)<キリストと貧者たち> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 29.0×20.7
受難(7)<この人を見よ> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 31.9×20.3
受難(8)<老人はとぼとぼと歩く> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 31.4×21.9
受難(9)<この苦しむ人を見よ> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 30.5×21.3
受難(10)<(横顔の)キリスト> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 31.1×21.0
受難(11)<漁夫> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 31.0×21.1
受難(12)<「ならず者…どんなアカデミーからも祝福される山犬」> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 31.6×20.6
受難(13)<羽飾りをつけた婦人> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 31.0×21.0
受難(14)<出会い> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 30.8×21.8
受難(15)<キリストと黄金魔神> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 30.3×21.1
受難(17)<処刑を手伝う男(十字架の木材を運ぶ)> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 30.5×21.2
受難(16)<キリストと弟子たち> 1936年 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 30.1×21.3
受難(4)<農夫たち> 制作年不詳 シュガー・アクアティント、アクアティント(多色)・紙 32.7×23.1
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