村井正誠 むらいまさなり
生没年
1905-1999
出身国
日本
記事
ひるういんどno.23(1988.7) 土田真紀 「村井正誠《支那の町No.1》(館蔵品から)」
略歴
1905 岐阜県に生まれる。
文化学院第一期生として、有島生馬、石井柏亭に師事し、1928年同校卒業。
在学中より二科会に出品した。
1928年から32年にかけて滞欧。またフランスやイタリアで構成的な抽象作品を描く。またパリのアンデパンダン展に出品。
1937年自由美術家協会を結成。
戦後同会を脱会し、モダンアート協会を設立。以後毎年出品。
1962年現代日本美術展に《黒い線》を出品して最優秀賞を受ける。
1963年第7回サンパウロ・ビエンナーレ展に出品。その他、秀作美術展、日本国際美術展などへ出品。
文化学院教授として教壇に立つ。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
---|---|---|---|
支那の町 No.1 | 1938(昭和13)年 | 油彩・キャンバス | 112.0×194.0 |
うしろ姿 | 1956(昭和31)年 | 油彩・キャンバス | 117×91 |
鳥 | 1973(昭和48)年 | コンテ・紙 | 65.5×49.5 |
作品 | 1974(昭和49)年 | 水彩、コンテ・紙 | 65.0×50.3 |