満谷国四郎 みつたにくにしろう
生没年
1874-1936
出身国
日本
記事
満谷国四郎 「裸婦」 コレクション名品選のページ(荒屋鋪透)
荒屋鋪透 作品解説; 満谷国四郎《裸婦》、三重県立美術館所蔵作品選集 2003.10
略歴
1874(明治7)年 11月10日岡山県吉備郡総社町に生まれる。
1888(明治21)年 岡山県尋常中学校に入学、同校画学教師の松原三五郎に学ぶ。
1891(明治24)年 上京する。
1892(明治25)年 小山正太郎主宰の画塾不同舎に入る。
1898(明治31)年 明治美術会創立十周年記念展覧会で、出品作《林大尉の戦死》《妙義山》がそれぞれ宮内省、外務省買い上げとなる。
1900(明治33)年 鹿子木孟郎、丸山晩霞、河合新蔵らと渡米。翌年アメリカからパリに渡り、イタリアなどを経由して帰国。
1902(明治35)年 太平洋画会第1回展に《夕暮の径》《冬の日》などを出品。
1907(明治40)年 東京府勧業博覧会の美術及び図案に関する審査官に依嘱される。同展に《かりそめの悩み》を出品し、1等賞牌を受ける。
第1回文部省美術展覧会の審査員に任命される。
1911(明治44)年 大原孫三郎の援助により渡仏、アカデミー・ジュリアンのジャン=ポール・ローランスに学び1914年1月に帰国。
1923(大正12)年 満州・朝鮮を訪れる。
1932(昭和7)年 第13回帝展に《緋毛氈》を出品。
1936(昭和11)年 7月12日死去。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
---|---|---|---|
裸婦 | 1900(明治33)年 | 油彩・キャンバス | 80.3×65.2 |
静物・土瓶と湯呑 | 制作年不詳 | 鉛筆、淡彩・紙 | 16.0×24.5 |
静物・コンロとヤカン | 制作年不詳 | 鉛筆、淡彩・紙 | 28.3×22.5 |
ブルターニュの舟行 | 制作年不詳 | 水彩・紙 | 22.5×28.4 |
二階(習作) | 1910年(明治43)年 | 油彩・キャンバス | 40.8×47.5 |