黒田頼綱 くろだよりつな
生没年
1909-1998
出身国
日本
記事
「黒田頼綱《波切風景》」 子ども美術館Part5-さくひん解剖学 2000.7
略歴
1909年 東京代々木に生まれる。黒田清輝は伯父にあたる。
1926年 開成中学校在学中、川端画学校に通い石膏デッサンを学ぶ。
1927年 東京美術学校西洋画科に入学。
1年次には長原孝太郎に、2年次には小林萬吾に、3年次から藤島教室で学び、研究科に入ってからは岡田三郎助に学ぶ。
1933年 光風会第20回展に<<波切風景>>を出品し光風賞を受賞。同会会友に推挙される。
第14回帝展に<<六月の頃>>を出品し初入選。
1937年 光風会会員に推挙される。文展無鑑査となる。
1940年 興亜院嘱託として石川滋彦らと上海、北京などに渡る
1943年 井出宣通らと海軍報道班員としてフィリピン・ジャワなどに従軍。
1947年 朝井閑右衛門らとともに新樹会の設立同人となり51年まで出品。
1952年 日展委嘱となる。
1953年 雑誌アトリエに「構図の研究」執筆。
1960年 日展が改組され新日展となると、日展委嘱を辞退、以後光風会のみに出品を続ける。
1964年 女子美術大学教授(~1974年)。
1985年 黒田頼綱自選展を東京日本橋高島屋で開催。
『黒田頼綱・黒田久美子画集』 を出版。
1998年 逝去。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
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波切風景 | 1933(昭和8)年 | 油彩・キャンバス | 112×146 |