奥行彦 おくゆきひこ
生没年
1932-2005
出身国
日本
記事
作家訪問<2>奥 行彦 友の会だより36号、1994・7・23
略歴
1932年 三重県に生まれる。
1952年 三重師範学校予科終了、三重大学学芸学部に入学する。
第16回自由美術展に『夜の静物』を出品する。
第5回県展に『冬の容器』、『座底』を出品、文部大臣賞を受賞する。
1956年 三重大学学芸部卒業。
1958年 美術グループ「実験記録」結成。
1961年 伊勢市で第1回個展開催。
第26回新制作展に『海の記録』を出品。
1967年 美術作家グループ「土」に参加。
1970年 第20回モダンアート展に『白い椅子』を出品、奨励賞を受賞。
1971年 第21回モダンアート展に『黒の吸引』を出品、新人賞を受賞。
伊勢市で第2回個展開催。三重県美術展覧会審査員を務める。
1972年 津市で第3回個展を開催。
1978年 三重奇数人展を結成、銀座と名古屋で展覧会を開催
1979年 三重県芸術文化協会で「抽象の現状展」を企画する。
1981年 三重県文化奨励賞を受賞する。
1992年 埼玉県立近代美術館で開催された「'92 モダンアート・明日への展望展」に『還元空間』を出品する。
1993年 1970年から92年までの作家活動をまとめた『奥行彦画集・メービウスの輪』を刊行、出版を記念して、三重県立美術館県民ギャラリーと三重画廊で個展を開催。
2005年 逝去。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
---|---|---|---|
白い椅子 | 1970(昭和45)年 | 油彩・キャンバス | 227×162 |
連動空白 | 1990(平成2)年 | 油彩・キャンバス | 227×182 |
ベースの解体 | 1992(平成4)年 | 油彩・キャンバス | 227×182 |