青木繁 あおきしげる
生没年
1882-1911
出身国
日本
記事
桑名麻理 作品解説;青木繁《自画像》、三重県立美術館所蔵作品選集 2003.10
略歴
1882 福岡県久留米市に生まれる。
久留米高等小学校で坂本繁二郎と同級になる。
1895 久留米中学明善校に入学。文学や美術に関心を持ち、坂本が入門していた森三美の画塾で洋画を学びはじめた。
1899 明善校を中退して上京。小山正太郎の不同舎に入門。
1900 東京美術学校西洋画科選科に入学。
1903 第8回白馬会展に《黄泉比良坂》等を出品、第1回白馬会賞を受ける。
1904 坂本、福田たねらと房州布良に滞在して《海の幸》を制作。
1907 東京府勧業博覧会に出品した《わだつみのいろこの宮》は三等賞末席となり落胆する。
1908 九州で放浪生活を続け、貧窮と肺結核に苦しみながら、1911年29歳で死去。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
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自画像 | 1905(明治38)年 | 油彩・厚紙 | 33.7×24.6 |