外国風景
コレクション |
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ジャンル |
水彩・素描 |
作者名 |
鹿子木孟郎 KANOKOGI Takeshiro |
制作年 |
制作年不詳 |
材料 |
パステル・紙 |
寸法 |
45.0×60.0 |
署名 |
裏面:「不倒翁」(朱文方印) |
寄贈者 |
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来歴 |
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初出展覧会 |
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作品名欧文 |
Landscape of a Foreign Country |
関連資料 |
解説 |
第一次大戦で最も凄(せい)惨な戦場となるフランス北東部の小都市ベルダンに、ドイツ軍が総攻撃を開始した一九一六年二月二十一日、鹿子木孟郎はマルセイユ港に到着している。彼にとっては三度目の渡仏である。 こうした不穏な情勢に戸惑うことなく、この留学で鹿子木は多くのことを学んでいる。戦争中も閉鎖されることのなかったアカデミー・ジュリアンでは、恩師ローランスと再会した。滞在中に、彼は何点かのパステル画を制作しているが、とりわけ教会や河のある風景を繰り返し描いた。 後年彼自身語っているのだが、この留学の最大の収穫は「絵画のコンポジション研究」にあったという。とくにものの陰影のとらえ方、光と影の間で揺れ動く色彩のありかたに興味をもったようだ。さまざまなモティーフを提供する田園風景は、画家にとってまさに格好のテーマとなったに違いない。 (荒屋鋪透 中日新聞 1989年6月24日掲載) |
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展覧会歴 |
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文献 |
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