煙火


コレクション

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ジャンル

絵画(油彩画等)

作者名

古賀春江
KOGA Harue

制作年

1927(昭和2)年

材料

油彩・キャンバス

寸法

90.9×60.6

署名

右下: HARUE KOGA 

寄贈者

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来歴

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初出展覧会

明治・大正・昭和物故名家油絵回顧展(日本橋・白木屋 1940)

作品名欧文

Fireworks
関連資料

解説

電飾で覆われた汽船、帆掛け舟、洋風の建物、赤提灯、観葉植物、アーチ状の暗がりからのぞく外国のような風景、そして花火。静けさと華やかさが同居した不思議で夢のような世界が一枚の絵に凝縮されている。
 古賀春江は、竹久夢二(1884-1934)にはじまりセザンヌ(1839-1906)、ピカソ(1881-1973)、ローランサン(1885-1956)あるいは未来派絵画など、同時代の美術に影響を受け、それらを着実に自分の養分として取り入れ、制作へとつなげた画家で、この《煙火》では、パウル・クレー(1879-1940)への心酔ぶりが多分にうかがえる。さらに、当時の社会風俗、最先端の科学(機械)、思想などにも関心が向けられモチーフに生かされているが、古賀の豊かな感性によって構成された画面は今も斬新さを保ち続けている。
この作品は、第14回二科展(1927年)に出品された『煙火』(川端康成記念会蔵)との連作と考えられ、画面寸法および幻想的・童画的な構成、それに船や格子状の模様などの題材に共通点が認められる。(田中善明)(三重県立美術館所蔵作品選集(2003)より)

展覧会歴

明治・大正・昭和物故名家油絵回顧展(日本橋・白木屋1940)
20世紀日本美術再見 II 1920年代(三重県立美術館 1996) no.1-1-24
日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県立近代美術館 2000) no.71
昭和前期の洋画 1923~1945(島根県立美術館 2004)
新しい神話が始まる。古賀春江の全貌展(2010.7.3 ~9.5 石橋美術館、2010.9.18~11.23 神奈川県立近代美術館 葉山)

文献

『明治・大正・昭和 物故名家油絵回顧展画集』(明治美術研究所 1940年11月)p.31にモノクロ図版
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